みちのくの6月

2001.6.5〜6.6
秋田県角館町・青森県弘前市
6月上旬、東北を訪ねた。角館→弘前→八戸のコース。今回は花散策が主な目的ではなかったが、鎌倉と比べて約1ヵ月遅れ、ちょうど5月初め頃の花達に図らずももう一度会うことができた。梅雨入り前、遅い“北国の初夏”である。

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角館
角館城址は小高い山の上にある。木々に覆われた山道をゆっくり歩いて20分ほど。トチノキはもう花が終っていたが、ホオノキはまだ所々に花をつけていた。さすがに、大きい! こんなに近くでホオノキの花を見られるとは感動ものだ。ホオノキの花は短命で、咲くと間もなく雄しべがパラパラと落ちてしまうという。写真の花もほとんど雄しべが残ってない。
↑ホオノキ
↑エゴノキ
↑フタリシズカ ↑オオマムシグサ?


頂上からは角館の街が一望できる。姿のよいカエデの木にも出会えた。イタヤカエデであろうか? 秋の紅(黄)葉が美しいだろう。

“小京都”とも呼ばれる武家屋敷通りの木立ち。4月下旬にはシダレザクラが見事だそうだが、残念ながら今は葉っぱだけ。樹齢300年といわれる天然記念物のカシワモミノキの古木など由緒ある木も多い。
↑武家屋敷通り ↑カシワ
モミの木は残った?




弘前
角館から秋田を経由して弘前に至る電車の窓には、ニセアカシア、ガマズミ、ヤブデマリ、カンボク(?)など白い花が通り過ぎていった。行く所々に白い花が咲き、清楚でちょっぴり寂しいみちのくの6月を演出しているようだ。
↑ボダイジュ?
市内の街路樹
↑ニセアカシア
長勝寺
↑ツリバナ
弘前城植物園
↑ヤブデマリ
弘前城植物園
↑キバコデマリ
弘前城植物園
↑バイカウツギ
弘前城植物園
↑ヤグルマソウ 長勝寺
やぐるまそうと一般に呼ばれているのはヤグルマギクのことで、これが本当のヤグルマソウ。
↑ユリノキ
弘前城公園
↑オオヤマレンゲ
市内旧家


天守閣と岩木山
↑残雪の岩木山 ↑弘前城天守閣 ↑天守閣より


付録:八戸・蕪島のウミネコ



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