■2003.1.20
今日は大寒。しかし、春の息吹を予感させる暖かい一日でした。中央公園では、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナ、ハコベ・・など春一番に咲く野草達が顔を見せていました。フッキソウの蕾もふくらんでいます。
木々達はまだ冬の姿です。ハンノキが花芽をたくさんつけていました。冬らしい季節感ある光景です。
メタセコイア、チャンチン(センダン科)、キハダ、カラスザンショウなど、面白い冬芽と葉痕が撮れました。冬芽探しはまだまだ3月まで続きます。
ラクウショウの気根のようなものを見つけました。果たして・・?
ハンノキ(カバノキ科)
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垂れ下がっているのは雄花序の冬芽です。昨年の果穂がまだついていますね。(写真をクリックすると拡大表示します。)
追記) 雄花芽は冬芽の状態かと思っていましたが、これはもう開花した状態のようですね。 |
ユニークな冬芽と葉痕達
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チャンチン (センダン科) |
クサギ (クマツヅラ科) |
カラスザンショウ (ミカン科) |
ラクウショウとメタセコイア(スギ科)
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メタセコイアの冬芽 |
ラクウショウの枯葉 |
▲紅葉が美しいメタセコイアとラクウショウ(ヌマスギ)はよく似ており、メタセコイアは葉が対生でラクウショウは互生と覚えておくと分かりやすいですが、冬の姿はずい分違います。メタセコイアは面白い冬芽があちこちについています。開花は2〜3月、雌雄同株ですので雄花と雌花を観察してみましょう。ラクウショウはまだ枯葉をつけており、冬芽はよく分かりません。
▼水辺に植えたラクウショウは地中から膝根と呼ばれる気根をニョキニョキと出すと言われています。中央公園にある一本のラクウショウのそばにこんな↓ものが生えていました。もしかして、これが気根でしょうか??
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ラクウショウの気根?
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写真をクリックすると拡大表示します。 |
ホトケノザ どのアングルで見ても面白い顔ですね〜
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暖かい日だったせいか、何となく春が近いような気分になれました。早春一番の野草達、健気で可愛いですね。次に咲くのは誰でしょうか? それでは、また次回に!
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