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2019.10.09
湿地の秋@広町緑地2

龍宝寺にもフラワーセンターにもたくさんのアキアカネが帰ってきた。広町ではいかに? ということで広町緑地のトンボ池に行ってみると、いるいる! 数十匹の赤トンボがぶつからんばかりに池の上を飛び交っていた。中にはウスバキトンボもいたが、大半はアキアカネの♂だ。
いったい何のために彼らはこれほど狂ったように飛び回るのか・・? これだけ数いても♂♀連結したものはほんのわずか(2組見ただけ)、♀を探すために飛び回っているとは思えない。では何のため? 色々想像するのは楽しいが答は思いつかない。
それでも疲れると(?)水草の上に止まるものもいる。お昼頃になると段々止まるものが増えてきた。朝の“飛翔トレーニング”終了というところか?

その後田んぼ方面に行くと、こちらの谷戸にもアキアカネが数十匹分散していた。飛び回るものは少なく、それぞれがお気に入りの棒を見つけて居場所を確保していた。この時期蝶も多い。ミゾソバやセイタカアワダチソウで忙しなく吸蜜する蝶たち、湿地の秋は急に深まってきた。


広町緑地/2019.10.9
▲トンボ池、朝のうちは飛び回るものが多くて撮れず・・。やっと止まってくれたアキアカネ♂/同じく♀戻る
▲アキアカネたちの勢いにビビってるのかウスバキトンボが池縁に避難。

▲お昼頃になると止まるものが増えてきた。

▲止まってる時間が長くなる。

▲湿地にオオシオカラトンボ。広町はシオカラトンボは多いがオオシオカラは少ない。

▲ツリフネソウ湿地にホシホウジャク。

▲ミゾソバ湿地を飛び回るヒメアカタテハ。

▲アオスジアゲハ。

▲ツマグロヒョウモン♀。

田んぼのある広い谷戸に移動。

▲ヤマトシジミ、何探してる?

▲新鮮なキタテハ。

▲コミスジ。

▲ウラナミシジミはミゾソバがお気に入り。フラワーセンターではハギに産卵する姿をよく見るが、広町では畑の豆野菜がターゲットか?/別個体戻る
▲久しぶりにテングチョウを見た。テングチョウは6〜7月頃に発生するが、暑い時期は休眠するらしい。今は“夏眠”明けというわけ/目が覚めたかな?よい越冬場所を探してね!戻る
▲こちらの谷戸にもヒメアカタテハ。何してるの?/ストローの手入れかな?ストローをしまってから翅を広げる戻る
▲セイタカアワダチソウにイチモンジセセリ。

▲お洒落に紅葉するイノコヅチ。

▲意外と早く咲き始めたツクバトリカブト。

▲先日のツルニンジン、次々と咲いている。

▲田んぼ周りのアキアカネ。

▲同上。

▲同上。

▲同上/今日はたくさんのアキアカネがモデルになってくれた。


最後に、畑周辺の土手に見たくない虫が数十匹。サツマイモの害虫として知られるヨツモンカメノコハムシだが、今年の5月(5月11日の記事)、広町緑地に侵入してきたのを見ている。その後、緑地入口のヒルガオを食べ尽くしていたが、夏の間に畑のサツマイモの葉が無残にやられしまったようだ。

▲カラムシなど土手に生える草の葉に何十匹ものヨツモンカメノコハムシが!/サツマイモ畑では、あらゆる葉がこのとおり!幼虫もいた戻る

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