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2019.07.26
プチ遠征観察会/北杜市白州町

恒例の山梨観察会に参加。10時に道の駅はくしゅうに集合して花虫さん直伝の知られざる昆虫街道へ向かう。今回は6名の参加となったが、みなさんもう手慣れたもの、いくつかの虫スポットと今年の虫の出を考えながら午前・午後と予定のコースを歩いた。(午後にはとんだハプニングにも見舞われたが。^^;)


北杜市白州町/2019.7.26
▲雑木林に近づくにつれ、フラフラと舞う蛾が増えてきた。先日の大地沢同様、今年はマイマイガの“当り年”のようだ。雑木林の最初の被写体がマイマイガ(カシワマイマイ♀)とは嬉しくないけど・・。(ーー;)

▲樹液があまり出てないのか、オオムラサキやクワガタ・カブトムシは現れず、いたのは、我が家にもよく来るシロヒゲナガゾウムシ♀とかオニベニシタバとかコシロシタバ。これはマダラマルハヒロズコガかしら?/ヒグラシが樹皮に溶け込んでいた。
▲同じ林内にホソミオツネントンボ。

▲アカネトンボ未成熟はナツアカネのようだ。

▲アシグロツユムシ幼虫/暗い雑木林を出て野道に向かう。

▲エゴノキにエゴツルクビオトシブミ♂。2化の新成虫かな。

▲原っぱにイシミカワが繁茂していたが、花期はこれからだ/早熟な株もあったけど戻る
▲ナキイナゴ「あの人たち何探してるんだろう?」

▲アカクビナガハムシ。食べているのはサルトリイバラ近縁のヤマガシュウのようだ。

▲トンボが色々。初々しいマユタテアカネ♂。

▲マユタテアカネ♀。

▲コノシメトンボ♀。

▲ホソミオツネントンボ/別個体戻る
昨年はオツネントンボが多くホソミオツネンは少なかったが、今年はホソミオツネンばかり。翌日も含めてオツネントンボは全く見かけなかった。
▲ハサミツノカメムシ♀。

▲アカガネサルハムシ。

▲今まで立寄ったことがない伐採木置き場に「ルリボシカミキリがいる!」とmmさんに教えてもらい、みんなで撮影。

▲ルリボシカミキリを撮影してる最中にNさんがハネナガウンカを発見! シリアカハネナガウンカのようだ/寄り目をアップで!(^^)戻る
▲初見の蛾に遭遇。種名調べは思ったより手こずったが、キマダラコヤガ(ヤガ科キマダラコヤガ亜科)と判明。

▲意外なところにクジャクチョウ。ぼろぼろだが・・。

▲割と珍しいホソバセセリ/午後のコースにもいた戻る
▲オオムラサキのポイントの一つで4匹のオオムラサキ♂が樹液に集まっていた。カブトムシさまのお通りで〜す!

▲バラバラになって樹液を吸う。

▲一瞬翅を広げるが、よいポジションで捕えるのは難しい。昨年はオオムラサキが大サービスしてくれたが、今年はろくな写真が撮れなかった。ま、見られただけで、いいか!

▲車に戻る途中、ムクゲを独り占めしてるミヤマカラスアゲハに出会う/別アングル戻る
(前翅の白帯が三角になってないこと、後翅裏面の白帯がかすかにあることからミヤマカラスアゲハ夏型としておきます。)
▲同上/飛び出しを狙って/写真2写真3写真4戻る
▲しぶとくアカハナカミキリエゾゼミシロシタホタルガなど撮って午前の部が終了。12時40分。

いったん道の駅に戻り、昼食後午前とは別のコースを歩くが、開始間もなく仲間の2人がヤマビルの被害に。(>_<) 後で分かったが、今年は大発生していたようだ。
それまでは“知らぬが仏”で林縁ぎりぎりを歩いていたが、急に草むらに近づくのが怖くなり、その後は足下ばかり見て歩くようになった。(^^ゞ

▲止まってみればジャノメチョウ。

▲イチモンジカメノコハムシ。

▲ウスキコヤガ(ヤガ科)。かなり色褪せている。

▲ホソミイトトンボ夏型。

▲ナツアカネ/ここは標高700mほど、今いるアカネトンボはナツアカネが多い。

▲オカトラノオにセセリチョウ(チャバネセセリの一種?)。

▲お疲れさまのミズイロオナガシジミ。

▲ヒメクロホシフタオかクロホシフタオ。何年か前にも同じ場所で撮っている。

▲午前中のコースにもいたが、コフキコガネを久しぶりに撮る。

▲同上。触角を開いてるのが可愛いね!

▲そして最後に、このコースのメインターゲットであったスミナガシの幼虫に出会えた!/他のアワブキにはアオバセセリの幼虫もいた。

ハプニングもあったが午前・午後といつものコースを歩き、まだまだ虫処であることを確認した。3時に白州町を切り上げ、原村に向かう。今日の宿は原村だが、まだ少し時間があるので、宿近くの八ヶ岳自然文化園・まるやち湖に寄ることにした。台風接近により明日は雨になる可能性が高い。今日のうちに行けるところは行っておこう。


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