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2019.06.03
中央公園虫散策

梅雨入り前のこの時期は虫散策が楽しい。午後から中央公園へ。
前回(5/30)、今年もミズイロオナガシジミが発生していることを確認したが、今日は中央公園に着く前に早くも出会う。道路脇のクワの木に「ここにいるよ」とばかりに止まっていた。この後中央公園内でもう1匹、特に探してない時に見つかるのも不思議だ。
園内ではエゴツルクビオトシブミの新成虫があちこちで発生している。ここ2〜3年エゴツルクビオトシブミが急激に増えた。二化があるのか要注目。
もう終りかな?と思っていたモモチョッキリはまだ元気だった。今年はボケの実つきが悪く、思うように産卵できなかったのでは?と思っていたが、今日見ると結構大きな実がついている。辛抱強く(?)待っていたチョッキリが満足そうに産卵していた。

さて、最後はハンノキ湿地へ。先に来ていた友人と一緒にミドリシジミの出を待つ。年々ハンノキの背が高くなり見上げる角度が変わってきたが、夕暮前の数十分ここに立つと「ああ、今年もこの時期が来たんだな〜」と実感する。
ミドリシジミは確かに発生していた。まだ数が少ないのか乱舞する光景はほとんどなかったが、木の上に止まる数匹を確認。これからしばらく楽しめそうだ。


鎌倉中央公園/2019.6.3
▲今日もミズイロオナガシジミから。アカシジミやウラナミアカにはあまり出会わないのに、ミズイロオナガとは相性がよい。

▲昼間のハンノキ、ヤマサナエが休憩中。

▲テイカカズラがあちこちに咲いている。

▲エゴツルクビオトシブミの新成虫が続々と出てきて後食中/戻る
▲今年はシラホシカミキリが少ないが、今日はヤブデマリの上の方に♂と♀が! しかし♂と♀で大きさがこんなに違ったか!と驚く。

▲これは5年前(2014.5.28の記事参照)中央公園で初めてシラホシカミキリを見つけた時のものだが、♂♀でさほど大きさに違いはない。個体差がかなりありそうだ。

▲田植えが進み、田んぼがきれいな季節。

▲田んぼ周りの虫探しも楽しい時期。

▲ツバメシジミが開翅。

▲草むらでコスズメが休憩中。

▲エビヅルにいるので誰かと思ったら、オジロアシナガゾウムシだった・・。

▲おっと、もう終ったかと思っていたモモチョッキリがボケの木にまだいた! しかもいい実を見つけて産卵中。

▲「こんないい実がなるなんて、待ってた甲斐があったよ!」/慌ててウメに引越さなくてよかったね! ウメについたら駆除されてると思うよ!

▲ハンノキ湿地は餌をねだるシジュウカラの幼鳥で賑やか。
ミドリシジミ(右上)は「今年も発生してますよ」というご挨拶だけ。(^^)


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