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2019.05.25
中央公園虫散策3

あちこちから「アカシジミの発生」が聞こえてくる。そこへ来て一昨日から5月とは思えないような“真夏日”になった。ゼフィルスの発生が一気に加速するかも知れない。午後から中央公園へ。
中央公園に着くと高い木の周りをちょろちょろ飛ぶ白い“蝶”が目に入ってきた。ああ、今年も大発生したんだ・・。これは蝶ではなくキアシドクガという蛾で、発生は年によって多少があるが、確か昨年も多かった。この後も園内のあちこちで高木のミズキ(食草)周辺を飛び回るキアシドクガを見た。

アカシジミはやはり発生していた。他にもコムラサキ、アカボシゴマダラ、写真は撮れなかったがウラナミアカシジミも確認。ミドリシジミはまだのようだ。園内のあちこちで羽化したてのテングチョウが飛び回っていた。季節は確実に進んでいる。


鎌倉中央公園/2019.5.25
▲アブかと思ったらヒメトラハナムグリだった!

▲テングチョウがあちこちに/別個体戻る
▲ツマグロヒョウモン♂、かなり傷んでいる。

▲ハルジオンにキスジホソマダラ。昼行性のようで昼間よく見かける蛾/ヒメウラナミジャノメ戻る
▲アカスジキンカメムシ成虫、今季初見!

▲アザミを食べるアカイロマルノミハムシ/センニンソウにつくオオアカマルノミハムシより少ないような・・。

▲シラホシカミキリ、今日は1匹だけ/横顔も戻る
▲どのアングルで見ても面白いラミーカミキリ、ついつい追いかけてしまう/普通に撮ればこうだけどやはり顔が撮りたい交尾中も下の子は頭を抱えてるように見える?戻る
▲羽化仕立てのキアシドクガに出会った!/昨年は脱け殻のみ目撃(2018.5.17)戻る

キアシドクガは幼虫・成虫ともに毒性はないとのことで、見た目も蝶のようできれいだが、以前くりはま花の国で大発生してミズキを丸坊主にしてしまう幼虫を見てからいいイメージがなかった。
が、こういうシーンを見てしまうと、“可愛く”見えてしまう。(^^ゞ
▲コナラの木にアカシジミが飛んできた。今季初ゼフィルス!/別アングル戻る
▲夏になると樹液酒場になるクヌギの木、今日はサトキマダラヒカゲのみ。

▲帰りがけにハンノキ湿地に立寄る。ハンノキの高木てっぺんにコムラサキ! ♂2匹確認。昨年もここが一番お気に入りの場所だった。ヤナギが減ってしまったが、今年も発生してることが確認できた。

その他にも、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、アカボシゴマダラ、テングチョウ・・と、色々な蝶が現れたが、ミドリシジミはまだのようだ。


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