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2019.05.13
中央公園虫散策

家から中央公園まで歩いて(道草なしで)40分ほど。気候のよい時期はできるだけ歩いて行く。途中の道沿いにも被写体はあり、今日はエビヅルに今季初見のアカガネサルハムシを見つけた。
今日は月曜日とあって公園内は人が少ない。が、大型の蝶にとっては動きやすいのか、ナガサキアゲハ、カラスアゲハ、クロアゲハが飛び回り、それぞれが被写体になってくれた。この時期にここでナガサキアゲハを見たのは初めてかも。
カワトンボは透明翅のものが増え、発生間もないヤマサナエとショウジョウトンボも見かけた。

オトシブミはもう揺籃を作り終えたものが多いのか、虫の姿は少なかった。モモチョッキリは一度ちょろっと姿を見せてくれただけで隠れてしまった。
最近ようやく我家にもカミキリムシが来るようになったので、中央公園でも見られるかと期待してきたが、ラミーカミキリもシラホシカミキリもまだのようだ。

それでもいつになく被写体の多い日だった・・と、満足して帰る途中エゴノキの前で立ち止まる。5年に1度ぐらいこの木周辺の下草で見かける“あの子”がいないか一応はチェック。枝や葉が入リ混じった木の上にいてもとても探せないだろう・・と、いつも木の中までは探してないが、ふと目の前の小枝に目をやると、何と何と小さな“あの子”が隠れるように挟まっていた。(^^)v


鎌倉中央公園&その周辺/2019.5.13
▲中央公園近く、小川沿いの土手にアカガネサルハムシ。

▲カワトンボ。この小川でも発生したようだ。

▲クロモンベニマルハキバガ/自宅にも一度来たことある。

▲ハンショウヅル。今年は悪い時期に草刈りがあったようで花をつけない株もあり、よい被写体がない。

▲毎年ここにオカタツナミが密生。

▲道路沿いのエゴノキにも揺籃が!/ここまで被写体が色々あり、ようやく中央公園に着く。

▲園内のハクウンボク。昨年同様多数の揺籃がぶら下がっている。瞑想に耽る(?)エゴツルクビオトシブミ♂/別アングル戻る
▲ナガサキアゲハ♂が飛んできてイロハモミジで休憩。

▲15分ぐらい休憩してからすぐ近くのタニウツギで吸蜜を始めた。

▲タニウツギを独り占めしていたが・・、

▲ライバル(カラスアゲハ)が絡んできた。

▲ナガサキアゲハを追いやって

▲よい場所を占拠。カラスアゲハの方が強いのかな?

▲植え込み低木に小さなゾウさん! クロケシツブチョッキリかな?/バラルリツツハムシ?誰か(ヒメクロオトシブミ?)の作品が1個テントウムシヤブキリ幼虫もいた/戻る

【追記】この木はサルスベリかな?と思っていたが、調べてみるとクロケシツブチョッキリもヒメクロオトシブミもサルスベリをホストにすることがあるようだ。なので、サルスベリで間違いなさそう・・。ただ、黒いハムシはバラルリツツハムシではなさそう?
▲コンクリートの上に止まるヤマサナエ。

▲初々しいショウジョウトンボの未成熟/この棒がお気に入り戻る
▲シオヤトンボは今年少ないような・・。

▲ちょろっと姿を見せてくれたモモチョッキリだが、カメラの設定を変えている間に隠れてしまった。

▲今日もカミキリムシは少なかった。これはツマグロハナカミキリだろうか?

▲シモフリコメツキの一種? 最近自宅廊下でもコメツキをよく見る/サビキコリ?戻る
▲イラクサの上にフキバッタ幼虫。「ぼく、令和生まれ」

▲クリの若木に揺籃が数個。ゴマダラオトシブミの作品かな?

▲クリの隣に生えるケヤキの若木にも多数の揺籃が。こちらはヒメゴマダラオトシブミの作品だろう。今年は揺籃作成現場を見ることが少なかったので新成虫を確認したい。

▲新鮮なクロアゲハ♂が飛んできて長いこと吸水/場所を変えて10分以上戻る
▲今日のイチオシ・エゴシギゾウムシはこんなところにいた! こんなに小さかったっけ? 普段は小枝の中まで探さないところだが、たまたま目の高さにいてラッキーだった。

▲寄れるだけ寄って接写。君は昆虫ファンのアイドルなんだから、隠れてないで出てきていいんだよ!(^^)

▲気がついて歩き出したが、すぐにぽろり・・。(ーー;)

ちゃんと撮る前に落ちてしまったが、でも、いることが分かったのは大収穫! 次回も探す楽しみができた。エゴノキの花は今年は遅れており、まだ咲いてないが蕾はたくさんついている。実に産卵できるようになるのはかなり先だが、それまでに何回出会えるか?


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