ハスの花は早朝から咲き始め8時頃にピークを迎えるが、その後は徐々につぼんでいく。通常は9時開園の大船フラワーセンターだが、毎年ハスのために早朝開園（今年は7時開園）の日を設けてくれる。その日が昨日・今日と1週間後の14・15・16日とあって、今朝7時半頃に行ってみた。
ハスの花は4日の命、その咲き方については過去記事を参照してほしいが、早朝開園のいちばんの目的は、早朝しか見られない「開花1日目の花と2日目の花の開いたところを見る」ことだ。
が、今日はほとんどその目的を達成できなかった。3日目の花も少なく、残念な早朝開園に終った。

あとはいつものようにスイレン池でイトトンボ撮り。8時頃になると、クロイトトンボが活発に動く。あちこちにペアができていた。羽化中の個体も目撃したが、「クロイトトンボペアの♀がアオモンイトトンボに襲われる」という見たくないシーンも見てしまった。(ーー;)

▲開花3日目の花。雌しべ（花托）の柱頭が黒くなっている。これは受粉済ということ（7:29am)／これも3日目の花かな（7:32am）／4日目の花、あとは散るばかり（7:34am）／戻る

▲開き具合からこれも3日目の花かと思ったが・・（7:41am）

▲手繰り寄せてみると柱頭がまだきれいな黄色だった！／開き過ぎているように見えるが、これは2日目の花なのかな？／戻る

▲咲き終ったものも散見。

▲ハスの葉に止まるアオモンイトトンボ／カップルも／戻る

▲スイレン池に移動。クロイトトンボのペアがそこここに。

▲産卵場所を探してスイスイ飛行／別個体／別個体／別個体／別個体。脱け殻が手をふってるように見える？(^^)／戻る

▲あちこちで産卵／こんなところでも／戻る

▲ここまでは平穏だったのだが、突如アオモンイトトンボがクロイトトンボのペアに襲いかかる。狙われるのはいつも連結中の♀だ。
※他のイトトンボを襲うのはアオモンの♀と思っていたが、これも♀なのだろうか？（♂と同タイプだと雌雄の見分けが難しい。）

▲一方、こちらには羽化中のクロイトトンボが！　　

9時半に温室が開いたので、アオモンイトトンボの顔を見て帰る。

朝8時でも暑かった。いよいよ本格的な夏になるのか・・。