2018.04.10
箱根の春
友人に誘われて箱根へ。この時期の箱根に行くのは9年前の4月10日以来で、あの時はマメザクラが咲き始めた頃だった。今年は山でも季節の進みが早いようだ。マメザクラが霞のように咲き、花盛りのクロモジや芽吹きの始まった木々の淡い緑と入リ混じり、目に優しい山の春を描いていた。
この日の期待の一つはコツバメ。9年前図らずもコツバメに出会ったウリカエデの木は今日も花盛り。(9年前の「コツバメ」記事参照) 9年経っただけあってあの時と比べてずい分大きくなっていたが、蝶の姿は見えず。「この木だったよね・・」「まさかまたいたりしないよね・・」と言いながらも、ちょっと立止まる。
しばらくすると、花盛りの枝の隙間に小さい影が動いたように見えた。「ん? 何かいる!」 何と何とコツバメだった! 9年前と同じ4月10日、同じ時間帯、同じ木でコツバメに再会するとは! 期待はあったものの出来過ぎのストーリーに目を疑った。(^^)
木が大きくなった分遠くて枝が重なり証拠写真しか撮れなかったが、今日出会ったコツバメはこれ1匹だけ、奇跡的な再会に満足して帰途についた。
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