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2016.11.06
晩秋の気配@広町緑地

11月4日、ようやく秋らしい日となり広町緑地へ。今年は秋がなかったと言う人もいるが、爽やかな気候になったと思ったら、もう晩秋の気配が漂ってきた。今日ももう小春日和と言うのが当たっているような気がする。
この「デジカメ散歩道」でいちばん大事だと思っているのは「季節感を撮る」ことだ。晩秋らしいものに自然に目が行く。

蝶もトンボもほとんど見かけないこの日の谷戸だったが、特筆すべきはムラサキツバメの“ミニ集団越冬”を見つけたことだった。(ムラサキツバメの集団越冬については過去記事を参照)
広町では昨年も一時期同じ場所で集団越冬していたようだが、自分の目で見るのは初めてだった。自分の目といっても肉眼では分からず、写真に撮ってみて初めてそれと確認できるほどの距離、200mm程度のレンズではほんの証拠写真しか撮れなかったが。

2日後にもう一度広町に行く。気温が上がったせいか先日の場所付近でちょろちょろ飛ぶものも目撃。全部で7、8匹見かけた。まだ増えるかも知れない。要継続観察。
この日は4日には見かけなかったアキアカネもあちこちにいて、晩秋らしい谷戸の風景を楽しんだ。

広町緑地/2016.11.4&11.6
▲小春日和の中、クモの糸が七色に光る。

▲アキノウナギツカミは種を生成中?

▲ヤブミョウガの青黒い実が目立つ。

▲タブノキを見上げる。横になっている1匹が「もしや?」と思って撮っておいたら、後ろに4匹ものムラサキツバメが立っていてビックリ!(11月4日)

▲翌々日も確認に。一昨日と同じ場所に/別の葉にも戻る
▲可愛いヤマトシジミがあちこちに。

▲タコノアシにアキアカネ。晩秋らしい光景だ/別アングル戻る

▲もうしばらくアキアカネと遊んで行こう。

▲同上。

▲同上。

▲帰り道にあるエノキの小木にアカボシゴマダラの幼虫が。幼虫のステージが違うのか触角の形・色が異なる/別個体別個体戻る

※このエノキには毎年アカボシゴマダラが産卵する。毎年この段階までは見ているが、春になって羽化まで行きついた形跡はない。代替わりしても同じ木を選ぶのは不思議だが・・。


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