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2016.05.28
中央公園虫散策

各地でゼフィルスの発生が報告されている。以前から中央公園は季節の進みが遅いと何となく感じていたが、今年はそうでもないような気がする。先日ウラナミアカシジミは出たし、我が家には5月12日にアカシジミが来た。そろそろミドリシジミも出ているかも?
お昼過ぎにハンノキ湿地に行ってみたが、羽化したてのテングチョウがいたぐらいで静かだった。田んぼの方に向かうと先客のカメラマンに声をかけられた。見ると散策路に張り出したススキの葉にミズイロオナガシジミが「撮って下さい」とばかりに止まっている。羽化したての可愛い子、ラッキー!
虫に人気のクリの木に行ってみたが、まだクリの花が咲いていないせいか蝶の姿はなかった。もう虫がお待ちかねだよ! > クリの花

ラミーカミキリやラブラブ虫を冷やかしながら園内をひと回り、4時前にもう一度ハンノキ湿地に立寄る。蝶の姿はなく「ミドリシジミはまだか・・」と帰りかけたところ、上空をくるくる回る2匹の蝶が! 見るともう1組回っている! ああ、やっぱり発生していたんだと思う間もなく1組が目の前に下りてきた。あまりに近くて撮れない。カメラの設定も間に合わずだったが、今年もミドリシジミが発生してることを早くも確認できた。

4時頃に卍飛行していた2組のミドリシジミは見えるところには止まってくれず、4時過ぎには飛行する姿もなかった。翌29日も来てみたが、やはり4時前に1組がクルクル回っていたものの、その後見えなくなった。まだ止まってるミドリシジミを一度も見ていない。
ミズイロオナガシジミの方は、29日にも前日とは別の個体と思われるものが1匹、下草の上に止まっていた。

鎌倉中央公園/2016.5.28&5.29
▲ミズイロオナガシジミ、羽化したてのきれいな個体

▲翌日もミズイロオナガシジミに遭遇

▲同上。正面顔も撮らせてくれた。

▲新鮮なテングチョウ

▲ベニシジミ夏型

▲ラミーカミキリ/草刈りのタイミングのせいか、毎年発生場所が変わる。

▲クダマキモドキの一齢幼虫?/小さい時は可愛いんだけどね。

▲コフキゾウムシのカップル

▲ツツジの中でラブラブ中・・。バラルリツツハムシかな?

▲苦手な虫だけど、カップルだとついレンズを向けてしまう・・。

▲ムシヒキの仲間/これはラブラブ中ではないが・・。

▲“顔”に釣られてついレンズを向けてしまうオニグモ。

▲卍飛行しながら低いところに下りてきたミドリシジミ。

▲同上


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