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2016.05.18
ゼフィルスの季節

1週間ほど前の5月12日朝、自宅マンションの通路にアカシジミを発見! 羽化したばかりなのだろう、きれいな個体だった。蝶が通路に入って来ること自体珍しいのだが、なかなか外で見られないアカシジミが来るとは感激だ。それにしても早い。毎年ゼフィルス(*)が登場するのは5月末から6月にかけてだが、やはり今年は季節の進みが2週間ぐらい早いようだ。
その後中央公園と広町緑地に一度ずつ行ってみたが、ゼフィルスには会えず、今日やっとウラナミアカシジミに出会えた。ゼフィルスの中ではアカシジミとウラナミアカシジミが早くから出てくるが、ごの分だと今年はミドリシジミも早いのか? 昨年は中央公園でミドリシジミの乱舞を堪能した。今年も注意していよう。

季節の進みが早いと言えば、早くもオトシブミの新成虫が出ている。オトシブミの新成虫は揺籃脱出後しばらく後食するので、食痕のある葉があったら要注意だ。
今日は他にも探していたシラホシカミキリが見つかり、収穫の多い日だった。ラミーカミキリもいてもよさそうだが、今年はまだ見ていない。


*「ゼフィルス」とは特定のシジミチョウグループを差すが、いずれも年一回しか発生せず、短かい期間しか見られない。

鎌倉中央公園/2016.5.18
▲わが家に来たアカシジミ/2016.5.12

▲ウラナミアカシジミ発見!

▲同上/羽化不全なのか翅が一部めくれていたが、飛べることは飛べるようで安心

▲イチモンジチョウも今季初/別アングル戻る
▲羽化したて(?)のキタテハ

▲早くもエゴツルクビオトシブミの新成虫が生まれ、後食中

▲エノキにはヒメゴマダラオトシブミの新成虫が!

▲エノキにこういう食痕があったら/必ずヒメゴマダラの新成虫がいる!戻る
▲今年はケヤキにもヒメゴマダラオトシブミの揺籃がたくさんついている。

▲イタドリにカシルリオトシブミ、これも新成虫でしょう。

▲3mぐらいの高さのハコネウツギに張りつく虫を撮ってみれば、シラホシカミキリ! 待ってました! お相手見つけて子孫を残してよ!/別アングル戻る
▲名前調べが難しそうなゾウムシだけど/ワモンヒョウタンゾウムシかな?戻る
▲チビカミキリの一種

▲アトジロサビカミキリ

▲アオジョウカイ?

▲ヒゲナガハナノミがあちこちに

▲アブのモンスター・オオイシアブ

▲「今日のハエトリグモ」は、先日も見たチャイロアサヒハエトリかな? 別の場所だけど。


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