2016.02.04
柏尾川・いたち川の鳥
1月下旬から平年並の寒さとなって、フィールドに出ても虫には出会えない。ヤツデの葉めくりなど越冬虫探しももう一つ気が乗らない。やはりこの時期は鳥かな?
節分の日(2/3)、緑の会企画で柏尾川・いたち川を歩く。大船駅から柏尾川沿いを歩くいつものコースだが、待ち合せ前に川を覗くと最初に目に入ってきたのがカワセミだった。駅からいたち川合流点までに一度はカワセミに会うことが多いが、ここで出会ったのは初めてだ。この日は合流点までにもう1羽、さらにいたち川の本郷台までにもう2羽のカワセミに出会った。
駅近くのカワセミは撮り損なったが、ついでもう1羽見慣れないカモが目に入ってきた。何かの幼鳥かと思ったが、何カットか撮影しておく。帰宅後ネットや図鑑で調べたり、鳥に詳しい方から情報をいただき、ミコアイサ♂(若鳥または非繁殖期の羽の状態)らしいことが分かった。ミコアイサ♂の白い成鳥はインパクトのある姿だが、こんな鳥が近くに来ていたことが驚きだ。
翌日もう一度柏尾川に立寄ってみたが、ミコアイサは見つからなかった。が、今までいたち川合流点近くで見ていたキセキレイとカイツブリ(2羽)が駅近くにいた。昨年から比べても活動区域が少しずつ下流の方へ伸びているような気もする。
全体的にはコガモとオオバンが多く、オオバンが20羽ぐらい集まっている箇所もあった。
柏尾川は鳥が増えているようだが、いたち川は工事のせいか下流〜中流域にほとんど鳥がいなくなっているのが気がかりだ。
柏尾川&いたち川/2016.2.3&2.4
▲落ち着きのないキセキレイ、両岸を行ったり来たり。飛び方が危なっかしくて川に落ちそうになったりする/2016.2.4
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▲カモは8割ぐらいがコガモ/2016.2.4
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▲潜って藻でも食べている?コガモたち/2015.2.4
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▲同上/この恰好が得意
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▲マガモたちもやっていた
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▲ヒドリガモ、ここでは少数派/2016.2.3
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▲ヒドリガモ♂♀とオオバン/20152.3
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▲コガモたちのお昼寝タイム/2016.2.4
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▲オオバンたちは昼寝しないようだ/2016.2.4
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▲柏尾川でよく見かけるイソシギ/2016.2.3
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▲甲羅干しするカメたち/2016.2.4
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▲人慣れしたハクセキレイがそこここに。背が黒いが、これもハクセキレイ
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いたち川に入ると、急に鳥がいなくなる。
▲最初に出会ったのがアオジ/2016.2.3
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▲いつもの場所にバンがいた。成鳥2羽、若鳥1羽確認/2016.2.3
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▲いたち川のカワセミ、カメラを意識してる?/2016.2.3
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▲新たにオニグルミの低木を2本発見! 撮りやすい位置に冬芽があるのは嬉しい。
天神橋にて本日の鳥見散策終了/2016.2.3
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