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2014.11.02
秋深まる広町緑地

三連休の二日目、天気が回復したのでお昼過ぎに広町緑地へ。西鎌倉からの道は、時によっては路傍の草に蝶が群がっていたり、アキアカネが集団で電線に止まっていたり、エノキの幼木にアカボシゴマダラの幼虫が何匹もいたりで楽しみが多いのだが、今はきれいさっぱい草刈りされ、アキアカネもアカボシゴマダラの幼虫も皆無だった。
御所谷入口を入ると散策路沿いにまだできて間もない柵がある。何十本かの丸木の杭にロープを渡したものだが、その杭の上にコミミズク幼虫、サルゾウムシ、テントウムシ、クサカゲロウ幼虫、アズチグモ、ミドリグンバイウンカ(?)など、ちょっと面白い虫がいた。中央公園でも同じようなところによく虫がいるが、いずれも上から木が覆いかぶさっている柵で、似たような環境だ。広町でコミミズクを見たのは初めてだが、どこで越冬するのだろうか? 冬の楽しみが増えそうだ。
曇ってきたこともあり蝶もほとんど飛ばず、トンボに至っては1匹も見かけなかった。カマツカが赤い実をつけ、シロダモの花が目立つ静かな谷戸を一巡りした。

広町緑地/2014.11.2
▲川沿いの道、壁側はきれいに草刈りされ、ノコンギクが一株、寂しげに咲いていた

▲広町近くの道沿い、金網に覆われた壁面から顔を出すノコンギク。こちらは賑やか

▲同上。スイカズラの若い実

▲同上。アオツヅラフジの実

▲同上。ヒヨドリジョウゴの実

▲コミミズク幼虫/新しくできた柵に思いがけない虫がいた!

▲5mmぐらいのゾウムシはサルゾウムシの一種かな?/写真2写真3戻る
▲眠そうな背中の“顔”に騙されてはいけません! アズチグモが獲物を狙っています

▲ゴミを背負ったクサカゲロウ幼虫

▲湿地は咲き終わったミゾソバやアキノウナギツカミ(写真)が種を生成中

▲咲き過ぎ〜! ツクバトリカブト

▲湿地で出会う虫も少なくなったが、コフキゾウムシがまだいた!

▲ツユムシの仲間は葉に紛れてかくれんぼが上手!

▲ツチイナゴ成虫「だれか来たら、“わっ”と驚かしてやろっかな?」

▲ネコハエトリ♀「ちょっと寒くなってきたよ」

▲光沢のあるカマツカの実/先端が扁平で特徴ある形同左戻る
▲今年のムラサキシキブの実は目立たないが、なっていることはなっている。実が小さいような気がするが・・/写真2写真3戻る
▲シロダモの花が目立つ(写真は雄花)

▲「わたしたちの仕事が無事終って、これから乾杯だよ〜!」


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