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2014.07.26(2)
観察会2日目/北杜市小淵沢町観音平

9時過ぎに観音平に到着。ここは編笠山や権現岳などの登山口になっていて駐車場もあるが、夏休み最初の土曜日とあって小さな駐車場ではとても収容し切れず、路駐の車が延々と繋がっていた。もっともこれは想定内で、最後尾につけて道路脇を散策開始!
最初に目を奪われたのはヒョウモンチョウの多さだ。ヒヨドリバナというヒヨドリバナにヒョウモンチョウが“なっている”状態。種類の同定は難しかったが、メスグロヒョウモン、ミドリヒョウモン、ギンボシヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモンは確認できた。
高原のヒヨドリバナと言えばアサギマダラ、こちらも予想以上にたくさんいて嬉しくなった。最近では珍しくレンズが蝶に向く。
標高1500mとはいえ暑い! 道路脇を歩いているので日陰が少なく、暑さで集中力が途切れがち。それでも「○○がいたよ〜!」とお仲間の声が聞こえれば、いそいそと・・。(笑) きれいなドロハマキチョッキリ、初見のゾウムシ・カメムシ、見慣れないバッタなどなど、お昼過ぎまで休むことなく“道端観察”が続いた。

山梨県北杜市小淵沢町観音平/2014.7.26
▲アサギマダラの飛翔、これを見ないと高原に来た気がしない/写真2写真3戻る
▲アサギマダラのお食事処/写真2写真3写真4写真5写真6写真7戻る
▲あっちにも、こっちにも、ヒョウモンチョウ! 種類の見分けが難しい・・

▲これは分かりやすいメスグロヒョウモン

▲ミドリヒョウモン

▲ギンボシヒョウモン

▲オオウラギンスジヒョウモン

▲左:ミドリヒョウモン、右:メスグロヒョウモン♂/メスグロヒョウモン♂ミドリヒョウモン左:ミドリヒョウモン、右:オオウラギンスジヒョウモン?左:ミドリヒョウモン、右:ギンボシヒョウモン/全体的にはミドリヒョウモンが多かった/戻る
▲今日のターゲットの一つ・ドロハマキチョッキリ、金属光沢が美しい/写真2戻る
▲リンゴコフキゾウムシ(または、リンゴヒゲナガゾウムシ)

▲シラホシヒメゾウムシ

▲オオスジコガネ、色合いがお洒落

▲ヨコモンヒメハナカミキリ/イケマはアサギマダラの食草でもあるが、花は虫に好かれている

▲コキマダラセセリかヒメキマダラセセリ?@イケマ/ヨツスジハナカミキリ(左)ともう一種ハナカミキリのペア@イケマ戻る
▲ニンフホソハナカミキリ「んー、まだ咲いてないの?」/栄養失調かと思うほど細いね!戻る
▲金属光沢で美しいカメムシはツノアオカメムシ/初見のナシカメムシジュウジナガカメムシチャモンナガカメムシ戻る
▲コエゾゼミだそうです。初見

▲テングアワフキのペア

▲ヒナバッタ/ヒロバネヒナバッタ戻る
▲花も撮ったけど今回は最小限に。ひときわ目立つフシグロセンノウ

▲もう一つ、小さい長靴を吊るしたようなイタチササゲの花

▲アサギマダラ、ヒョウモンチョウに交ってスジボソヤマキチョウが来た!

▲林の前でちょっと涼しげなノシメトンボ

▲標高1500mまで来ると昨日(標高600m)はいなかったアキアカネがいっぱい。でも、暑くてこのポーズ! 日陰に行ったらもっと涼しいのに、何でここにいるの?

昨日もそうだったが、こんなところで虫を探しているグループなんて我々以外に見当らなかった。そもそもここが“虫処”だと知っている人は少ないだろう。昨日も今日も、まさに主宰の花虫さん本領発揮の道端観察会となった。
木陰でお弁当を食べ暑さもあって早めの散会となったが、みんな満足して早くも来年のことを考えながら帰途についた。花虫さん、参加のみなさんに感謝!



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