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2014.06.04
梅雨入り前のフラワーセンター/イトトンボなど

明日から週末にかけて雨予報、梅雨入りが近そうだ。草木には嬉しい梅雨だが、散策する方にとっては天気予報とにらめっこの日々となる。午後ちょっとだけフラワーセンターへ。
スイレン池ではクロイトトンボのカップルがあちこちで見られた。交尾中のもの、連結産卵飛行してるもの、また葉の上で単独待機する♂もかなりの数見られた。
一方、クロイトトンボと共にこの池に定住するアオモンイトトンボは数が少ない。こちらは連結飛行しないので探しにくいこともある。それでも目が慣れてきたら、単独で産卵してる♀など5〜6匹見つかった。スイレン池の壁や柱に抜け殻がたくさんついていたし、羽化間もない幼体もいたので、時期的にこれから増えてくるのかも知れない。
園内のアジサイはまだあまり色づいていない。ハナショウブが咲き始めたが、見頃になるまでもう少しかかりそうだ。森の小道では昨年初めて花をつけたイワガラミが咲いていた。昨年より花の数が増えている。

大船フラーセンター/2014.6.4
▲連結産卵飛行するクロイトトンボのカップルたち

▲時々止まってスイレンの葉の裏側に産卵する

▲交尾中のクロイトトンボ、いびつだがハートマークを作って

▲時々この恰好のまま飛んで場所を移動

▲平らなスイレンの葉で休むクロイトトンボ♂/クロイトトンボが静止してる時はこのスタイルが多い

▲立ち上がった葉の縁で休むアオモンイトトンボ♂

▲産卵するアオモンイトトンボ♀/アオモンイトトンボは♀が単独で産卵する。立ち上がった葉に産卵する姿をよく見かける

▲スイレンの蕾に止まっているのはアオモンイトトンボの♀?

▲これもアオモンイトトンボ♀? 葉につかまって動かず。捕食してるようだけど・・

▲ムム? それはトンボの翅のように見えるんだけど・・、共食い?

▲よろよろと飛んできて柵に止まったイトトンボ/アオモンイトトンボの幼体かな?目がまだ灰色だ風が吹くと必死に柵に張り付く/この後、耐え切れず風と共に高く舞い上がって行った/戻る
▲池の壁にはアオモンイトトンボの脱皮殻が

▲同上。柱のつけ根にも/以前、スイレンの葉上に水平に残るクロイトトンボの抜け殻を掲載した(2014.4.17の記事参照)。これも種によって習性が異なる一例だ

▲森の小道のイワガラミ、昨年より花が増えている

▲ハナショウブが咲き始めた

▲同上。アジサイと共に“梅雨が似合う花”だ


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