2013.11.29
浜離宮散歩
何十年ぶりかで浜離宮を散歩した。浜離宮は、浅草から東京湾日の出桟橋までの水上バスで立寄ったことはあるが、庭園内を散歩するのがいつ以来か思い出せない。周りに高層ビルなど全くなかった頃であったことは確かだ。
江戸時代、ここは元々将軍家の鷹狩り場であったが、その後将軍家の別邸となり、明治以後は震災や戦争などで幾度もの改修を経て現在に至っているようだ。当時の面影を残すものとしては、300年以上前に植えられたとされるクロマツが今も建在であった。
園内には存在感あるケヤキやタブノキの大木が目についた。タブノキは沿海地を好む木だからあっても不思議はないのだが、何故か予想外だった。鎌倉ではお馴染みのタブノキだが、東京では珍しいのではないだろうか? 昔は東京湾沿海にもタブノキが普通に見られたのか? 興味あるところだ。
海に面した「潮入りの池」は文字どおり海水の混じった池だ。たくさんのカモたちが飛来していたが、よく見るとホシハジロが圧倒的に多く、キンクロハジロも混じっていた。どちらも海水カモということだ。キンクロハジロは内陸の池でよく見るが、海水でも淡水でもどちらでもOKのようだ。カルガモやオオバンなど淡水の水鳥は、潮入り池とは別の池にいた。
浜離宮(東京都中央区)/2013.11.29
▲高層ビルが林立。浜離宮は高層ビル群の中庭状態だ
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▲“三百年の黒松”が土手の向こうから園内に
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▲“三百年の黒松”も環境の変化にびっくり?
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▲園内は存在感あるケヤキが多い
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▲同上
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▲高層ビルを見て暮すドバトたち
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▲潮入りの池、カモはたくさんいるものの、みんな寝てる(>_<)
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▲同上
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▲同上。こうして見ると、ホシハジロとキンクロハジロばかりだ
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▲海水カモのホシハジロ
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▲同上
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▲まっ黒な鳥が一羽いると思ったら、
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▲カワウだった!/1990年代にはすごい数のカワウがコロニーを作り被害甚大であったが、追い出し作戦(2km離れた無人島に誘致)に成功したとか
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▲カワウの幼鳥?
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▲アオサギのお休み処発見!
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▲高層ビルからは死角か?
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▲ズームアップ! 眠りこけているもの、大欠伸してるもの
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▲ん? 目が覚めた?
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▲アオサギの下の鴨場にも水鳥。黒っぽい3羽はオオバンかな?
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▲小春日和の中を3時間、気持ちのよい散歩となった
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