実りの秋、黄金色の田んぼに飛び交う赤トンボ、そんな光景が見たくて友人と寺家ふるさと村へ。秋晴れの日曜日、田んぼの稲刈りも順調に進んでいるようだ。散歩する家族連れや若い人々、シニア世代、カメラをぶら下げて被写体を探す人々、いつ来てもここはゆっくりと時間が流れているなあ…と感じる。

稲刈りの終った田んぼにはアキアカネが多い。お目当ての田んぼに行くと、たわわに実った稲穂の中をナツアカネが飛び交っていた。連結産卵飛行しているカップルもいる。目の前にも飛んできて、いつになく大歓迎（？）してくれた。
ここは本当に赤トンボの種類が多い。谷戸を進むと、マユタテアカネやヒメアカネにも会うことができた。
誰かが草笛を吹いている。「夕焼〜け小焼け〜の赤とんぼ〜♪」　図らずもBGM付きのトンボウォッチングになった。

寺家ふるさと村＠横浜市青葉区／2013.9.29

▲刈り入れが済んだ田んぼにアキアカネ ▲同上。「えー、リクエストにお応えして一曲ご披露しましょう」 ▲「こっちも見てよ」とカラスハエトリ♀ ▲蝶は少なめだったが、他ではあまり見られないメスグロヒョウモンがアザミの花から花へ ▲黄金色の田んぼに飛び交うナツアカネたち ▲同上 ▲同上 ▲同上 ▲同上 ▲「ぼくもいるよ」とハネナガイナゴ ▲初見のバッタだが、トゲヒシバッタ。背中が扁平なのも特徴的。田んぼ近くにいた ▲ササキリ♀ ▲同上。正面顔も撮らせてくれた ▲顔に眉斑、マユタテアカネ♂ ▲ヒメアカネ♂ ▲日差しが強過ぎて写真には苦労したが、イメージどおりの光景に出会えて満足の一日だった