関東地方は5月末に梅雨入り宣言されたが、それ以後ほとんど雨が降ってない。あまり梅雨という実感がなく、またしばらく散策に行けない日が続いたこともあって、“梅雨の花”の咲き具合も分からないままでいた。が、どうやら今年は紫陽花もイワタバコも早そうだ。
というわけで、今日散在ガ池にイワタバコ偵察・・、のつもりだったが、行ってみてびっくり！ 例年今頃から咲き始める尾根の岩壁はもちろん、尾根より約2週間遅れて咲くせせらぎの小径の方も見頃を迎えていた。雨が少ないにもかかわらず（というか、雨の日が少なくて十分な日照があったせい？）、どちらも花つきがよい。図らずも、ここ数年ではいちばんよい時に出会えたようだ。

散在ガ池森林公園／2013.6.9

▲まずは、せせらぎの小径から ▲以上、せせらぎの小径に咲くイワタバコ ▲以下は、尾根道の岩壁に咲くイワタバコ。通常こちらの方が2週間ぐらい早く咲く

イワタバコは水の滴る岩壁に咲く。雨が少ない割にはきれいに咲いているように見えたが、こうして写真を見ると葉が乾いており、苔や壁のしっとり感がないのがよく分かる。もう少し雨がほしいところだ。

今回は三脚を持って行かなかったが、ISOを1600〜3200にして撮ってみた。（ちなみに、このカメラの上限はISO 25600）　シャッター速度は1/160〜1/640で切れている。手持ちでもまずまずよさそうだ。
極力三脚は持ち歩きたくないので、こんなに暗い環境下でも対応できることが分かってちょっと安心した。デジカメの進歩は凄いと思う。当面、夜景とかスローシャッターが必要な時以外は三脚なしで済ませたい。