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2012.11.25
晩秋の広町緑地

小春日和の日曜日、お昼過ぎに広町の谷戸へ。湿地はかなり草刈りされ見通しはよくなっていたが、今は完全に枯れ野になる手前、所々に黄葉が見える程度であまりきれいな状態ではない。そろそろ冬鳥も、と思ったが、見えるところには出てきてくれず。
田んぼ脇では、畔に渡された板の上で日向ぼっこするアキアカネが目立った。雄ばかり、まだかなりの数いる。もう棒の先に止まることはなく、暖かい所を探して余生を楽しんでいるかのようだ。
本当に虫が少なくなった。ぼろぼろの蝶、オンブバッタ、マルカメムシ、シーズン中なら撮らないものでも、虫とあれば何でも撮っておこうとレンズを向けたくなる。とうとう虫の“隠れ家”を探さなくてはいけない季節になってきた。

広町緑地/2012.11.25
▲谷戸に行く途中、日溜まりにウラナミシジミ。かなりくたびれているが、今年最後のウラナミシジミになるかな?

▲↑の近くにヤマトシジミ

▲晩秋の谷戸。枯れ野と黄葉

▲日向ぼっこするアキアカネ

▲こういう板の上がいちばん暖かいようだ

▲人が渡る時はどいてくれるが、またすぐに板(橋)の上に戻る

▲オンブバッタのカップル。まだ余生ではない!

▲マルカメムシ。集団越冬するらしいが・・

▲ガの仲間

▲カラスウリの実がそこら中にぶら下がっている

▲メタセコイアの黄葉が光っていた

▲ムラサキシキブの実は黄葉してからの方がよく映える

▲アキノウナギツカミの実、中に種を宿しているはず

▲キンミズヒキの“くっつき虫”

▲同上。ちょっと触ったら、たちまち手袋にくっついてきた

▲出かける前、マンション通路の壁に張り付いていたツチイナゴ。「人間のいるところは暖かいから、冬は人のいる所で過ごそう!」って、思っているかどうか・・?


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