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2012.11.09
塩山・柿の里を歩く/甘草屋敷

秋の青空によく熟れた柿の実、色合せは最高だ。民家の軒に吊るし柿が並ぶ晩秋の風景、こちらは昔見た記憶がある。そんな“日本の原風景”を求めて、写真仲間8人で甲州塩山の柿の里に行くことになった。

まずは、塩山駅前の甘草屋敷に立寄る。
ここは旧高野家の住居で、趣きのあるいくつかの古民家は今は重要文化財として一般公開されている。江戸時代から甘草(薬草)を栽培していたため、この名がある。
ここでもすでに吊るし柿(この地域では「ころ柿」と呼ぶ)の作成が始まっており、主屋の軒などあちこちで“ころ柿さん”たちが行儀よく整列していた。
空は青く、古民家と柿の取り合せ、障子や縁側・板壁に写るころ柿の影・・、期待どおりの光景に早くも満足感が漂う。

柿づくし/甲州市塩山・甘草屋敷/2012.11.9
▲主屋全景

▲主屋の軒に行儀よく並ぶころ柿たち

▲「甲州百目」という大きな柿だ

▲障子に写る影が面白い

▲同上

▲板壁にも

▲同上

▲主屋の中から写してみる

▲裏庭の柿の木、紅葉がきれい

▲同上。何故かこの木だけが色づいていた

▲同上

▲東門にも

▲同上

▲文庫蔵にも

▲馬屋にも、ころ柿が!

▲主屋の軒、この日は1階部分だけだったが

▲翌日もう一度甘草屋敷の前を通ると、2階部分、さらに3階部分にまでころ柿が増えていた


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