2012.10.24
いたち川の草むら
久しぶりにいたち川の中流域を歩く。いつ以来か思い出せないほどだが、この夏はコムラサキは発生したのだろうか?
すでにトンボの姿はほとんどなく、時々棒に止まっているアキアカネを見るぐらいだった。日当りのよい草地に蝶の溜まり場があるが、ここにはウラナミシジミ、キタテハ、モンシロチョウ、ヤマトシジミなどが見られた。お目当てはコセンダングサ、セイタカアワダチソウ、アレチハナガサのようだ。
途中川縁の道に下りると、うっすらと色づいたコブナグサが密生していた。「ここにバッタでも出てきてくれれば絵になるんだけど」と見回したが、虫の姿はなし・・。しかし、こんなに生え揃ったコブナグサを見たのは初めてかも知れない。晩秋にかけてもっと色づくだろう。
しばらく行くとカゼクサの揺れる広い草むらに出る。最近では貴重な“空地”だ。数人の子どもたちが遊んでいた。何だかほっとする風景だった。
横浜市栄区いたち川河畔/2012.10.24
▲セイタカアワダチソウが蔓延る川原
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▲セイタカアワダチソウの生える所にススキあり
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▲キタテハはセイタカアワダチソウが好き
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▲ウラナミシジミはコセンダングサが好き
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▲同上
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▲モンシロチョウはアレチハナガサがお気に入り
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▲色づき始めたコブナグサ
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▲同上。きれいに密生
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▲エノコログサも色づく
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▲広い原っぱ
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▲カゼクサが揺れる
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▲何を探しているのかと思ったら、ヤモリの餌を探しに来たのだそうだ(^^)
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