2011.11.29
今日もキボシカミキリ
お昼前になって晴れ間ものぞき暖かくなってきた。午後中央公園をちょっとだけ歩く。塩害を免れたモミジが申し訳程度に紅葉していた。例年なら黄葉がきれいな頃だが、今年は明らかに少ない。暖かさに釣られて蝶が出てくるかと思ったが、その姿はなく、園内はひっそりとしていた。田んぼの手摺には数頭のアキアカネが止まっていた。
そして、その横に置かれた丸木、先日キボシカミキリで賑わっていた丸木だが、今日もいた! それもいちばんに目に入ってきた♀が産卵中だった! 先日と比べるとペアになったものは少なく動きも鈍い。単独の♂や♀がうろうろと丸木の上や、傍に積み上げられた枯れ枝の山を徘徊していた。
この枯れ枝の山は成虫で越冬する虫にとっては絶好の場所になるのではないか? たくさんのテントウムシが集まっていた。
帰りがけにもういちどここを通ると、田んぼの手摺でじっとこちらを見るキボシカミキリと目が合ってしまった。近くまで寄っても逃げる様子もなく、時々向きを変えポーズを取ってくれる。もう一生の仕事を終えたのだろうか? いつまでも動かず、こちらも立ち去り難い思いがした。
鎌倉中央公園にて/2011.11.29
▲産卵中の♀
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▲切り倒されたクワの幹やら枝やら・・。こんな環境が好きなようだ
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▲前回は動き回っていて、ゆっくり撮らせてくれなかったけど・・
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▲今日はいくらでも撮らせてくれる
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▲帰りがけに目が合ってしまった子。あれ? そんな手摺の上で?
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▲見送ってくれるのかな?
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▲お礼にズームアップで!
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