2011.01.07
枯れ野
昨年11月以来久しぶりに中央公園へ。毎年年初めに中央公園に来ているが、「いつも何を撮っていたのだろう?」と思うほど何もなく、ひたすら枯れ野を歩き回るはめになった。
例年もう少し鳥がいたような気がするが、今年はやはり少ないようだ。メジロとアオジ、他に確認できなかった鳥が二、三種いただけだった
湿地回りを歩いていると、あちこちで「パチッ」という音がする。木の上から聞こえてくるようだ。最初はリスかな?と思ったが、どこにもいない。しばらく歩いてやっと気がついた。落葉の上にはフジの鞘がいっぱい! あれはフジの実が弾ける音だったのだ。
それにしても、あっちからもこっちからも音が聞こえる。今日はフジの実が弾けるにはよほどよい日だったのだろう。枯れ野歩きも日々新鮮。
鎌倉中央公園/2011.1.7
▲「枯れ野にようこそ! 髪飾りがステキでしょ?」とヤマグワの子
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▲湿地に残るガマの穂
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▲ヤマノイモの実の脱け殻。巻きつかれているのは冬芽からしてヤマグワかな?
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▲こちらはイラクサ(?)に巻きついたオニドコロ。ヤマノイモの実とよく似ているが少し細長い
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▲枯れ葉の上にはフジの鞘がいっぱい。触ってみるとかなり固かった
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▲中には飛びそこなった種がついているものもあった
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▲弾ける前のフジの鞘
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▲同上。上から次世代の冬芽君が見守っている?
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▲田んぼ周りを歩く。光沢のあるジュズダマの実
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▲サラシナショウマの実。種はもう残っていない
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▲まだ色を失ってないヘクソカズラの実
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▲わずかに残ったヒヨドリジョウゴの実。色のあるものが本当に少ない
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▲ウメやサクラの花が大好きなメジロ君。今年はウメが早いよ
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▲ここ何年かタイワンリスも減っている。食べ物にありつけたようだ。よかったね!
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