白い花粉を星のようにちりばめたきれいなアザミを見かけた。アザミは種類もよく分からないし、どちらかと言えば苦手な花。いつもスルーしてきたが、この花の美しさに惹かれてマクロで撮ってみた。 キク科の花は構造が分かりにくいが、アザミの花は雄性期と雌性期があるようだ。外側の花から咲き始めるが、まずは花弁と一緒に雄しべが伸びその先に白い花粉をつける。この状態が雄性期だ。花粉が落ちると雄しべの先に細い雌しべが伸びてきて雌性期となる。
