2010.08.20-22(5)
高原の夏・オトシブミ
高原観察会の午後は昨年・一昨年同様バラギ湖畔を一周する。昨年は入口近くからアケボノソウ、カワミドリ、ナンバンハコベなど撮っているが、今年は蒸し暑さが耐え難く、“熱虫症”になる前に本物の“熱中症”になってしまいそう。仲間たちはその中でも頑張って花やトンボを探していたようだが、私はひたすら木陰へ直行。しかし、林の中も湿気がすごく散策意欲が湧いてこなかった。
その中では、オトシブミ(無印オトシブミ、ナミオトシブミとも言う)の健在ぶりを、また加えてヒゲナガオトシブミ(キイロヒゲナガオトシブミ)の存在を確認できたのはとてもよかった。
林下のオトシブミたち/群馬県嬬恋村バラギ湖/2010.8.21
▲この奥のヤマハンノキにオトシブミがいる
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▲むむ、何やら争いが!
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▲♀をめぐって2匹の♂同士が争っているようだ
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▲取り敢えず3匹とも離れ離れに
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▲オトシブミの揺籃
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▲どっちの♂が勝ったのだろうか? しばらくして交尾が始まった
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▲今のところ邪魔者は来てない
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▲ここではお初? ヒゲナガオトシブミ♂が! 黄褐色なので「キイロヒゲナガオトシブミ」かも知れない。
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▲2年前にここで見たのはキイロヒゲナガオトシブミの♀だったのか・・/2008.8.22
※いずれもヤマハンノキにいたが、キイロヒゲナガオトシブミがヤマハンノキを巻くのかどうかは疑問
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▲オトシブミのいる近くに咲くシキンカラマツ。毎年見てるが、今年がいちばんきれいに咲いていた
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▲林下のナツアカネ。アキアカネと違ってナツアカネは暑くても大丈夫
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