梅雨の晴れ間、中央公園を歩く。どこからか連結したままのシロチョウが飛んできた。スジグロシロチョウのようだ。今、あちこちでモンシロチョウやスジグロシロチョウのカップルを目撃するが、何で、わざわざ飛びながら・・？
が、その疑問はすぐに解けた。続いてスジグロシロチョウの♂と思われる一頭が、後を追って飛んできたのだ。逃げるカップルを執拗に追いかける♂、しばらく攻防が続いた。

横取り狙う♂／鎌倉中央公園／2010.6.17

▲交尾中のカップルにチョッカイを出す♂ ▲追い払われても・・ ▲諦めずに・・ ▲根負けしたカップルが場所を移動 ▲やっと平穏が・・

シロチョウの交尾拒否もこの時期よく見かける。この日も蝶や昆虫で賑わうイボタの木でこんなシーンを見かけた。

交尾拒否／舞岡公園／2010.6.9

▲モンシロチョウ♀が交尾拒否のポーズ ▲お構いなしにやってくる♂ ▲小競り合いが何度か繰り返された

“子孫を残そうという本能は健在だね”と言うべきか、“他人のもの横取りしたり、嫌がってるものにアタックするのはやめたら？”と言うべきか。蝶の世界でも“婚活”は大仕事だ。まあ、大多数は平穏に相手を見つけているのだろうが・・。

▲モンシロチョウのカップル、平穏に・・／舞岡公園／2010.6.7