2010.06.12(3)
切通しの昆虫たち
湿っぽく暗い切通し、初めて来た時は何も見えて来ず「こんなところで虫を探しても面白くないだろうな・・」と思ったものだ。その後来る度に蝶、トンボ、ハンミョウ・・と、“ぬし”たちの姿を見かけるようになった。
写真の会などで切通しを訪れても一人で虫など探している訳にはいかないが、今日は違う! イワタバコ散策とはいえ昆虫の面白さに取りつかれた人たちが何人もいて、予想どおり「花も虫も」の散策となった。
朝夷奈切通に生きる/2010.6.12
▲朝夷奈切通入口・三郎の滝。滝の前に垂れ下がるこの木はカマツカかな?
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▲切通しに入った途端にミズイロオナガシジミに遭遇! 羽化したばかりなのか、ずっと止まっていた
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▲同上。正面顔も撮らせてくれた(^^)
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▲ルリシジミがあちこちに。今年は春先からルリシジミが多いような気がする
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▲切通しに多いテングチョウ。最近羽化したもののようだ
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▲吸水するモンキアゲハ、翅がかなり傷んでいた。黒いアゲハも切通しに多い
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▲ビロードハマキ。もう少しで前と後ろを見間違えるところだった(^^)
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▲タンザワフキバッタ幼虫、イラクサによくいる
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▲切通しのぬし・ハンミョウさんを忘れちゃいけないですね
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▲ラブラブ中のラミーカミキリたち「ぼくたちって害虫なの?」
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▲「害虫でも可愛いでしょ?」 今年は本当にラミーカミキリが多い
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▲下草の上にウスモンオトシブミが! 翅一枚出しっぱなしですよ!/ウスモンオトシブミのホストはキブシだが、上を見上げると確かにキブシの木があった
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▲やんちゃなウスモン君。いくら優れものの魚眼レンズでも、そこに止まられちゃうとね・・
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▲アカスジキンカメムシ「カメムシでもぼくはそんなに臭くないよ」
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他にもカワトンボやヤマサナエがいたし、何だか里山と変わらないぐらい虫がいそうな気がしてきた。(^^) “切通しに生きる昆虫たち”―― これからもテーマの一つにしていきたいと思う。
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