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2009.11.16
赤色を探して

広町の谷戸を歩く。と言っても、広町に“赤く紅葉する”木などほとんどない。鎌倉の落葉樹はほとんどが黄葉だから。
湿地が枯れ草で埋まってくると、目は自然に赤いもの、色のあるものを探すが、この秋はどこに行っても赤い実がよく目につく。広町でもカマツカの実が例年になくよくついていた。実がなって初めて気がついたカマツカの木もある。草ではカラスウリの実がまるでカキのようについていた。

“赤色”と言えば、この秋はアカタテハをよく見かける。今日も少なくとも3頭のアカタテハを見かけた。きれいな個体、ぼろぼろの個体、様々だが、来春まで無事に越冬できるのだろうか?
トンボも少なくなってきた。今日目撃したのはアキアカネが一頭、そして秋の湿地でよく見かけるオオアオイトトンボが一頭。広町でオオアオイトトンボを見たのは初めてのこと。

広町緑地にて/2009.11.15
▲カマツカの実

▲同上

▲マンリョウの実

▲シロダモの実

▲ノイバラの実

▲ガマズミの実は美味しいのか、早いうちになくなる

▲「カキ?」と思ったら・・

▲カラスウリが鈴なり!

▲春先に見たことがないアカタテハだが、このまま越冬するのか?

▲同じく成虫越冬のキタテハ、こちらは春先にもよく見る

▲この秋は本当によく見たウラナミシジミ、来春鎌倉でも発生するか?

▲晩秋まで見られるオオアオイトトンボ


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