秋が深まってきた。気がつけばフィールドで見かける蝶の種類も減りつつある。今年は概して蝶の少ない年だったが、最近増えているかな？と思う蝶もいた。
今までにも何回か書いてきているが、最近増えているのはほとんどが南方系・暖地系の蝶だ。ジャコウアゲハ、ツマグロヒョウモン、ナガサキアゲハ、クロコノマチョウ、ウラナミシジミについては前にも触れたが、今の時期に多いウラギンシジミも暖地系の蝶だ。
この蝶は花には止まらず、地面の上にいることが多い。ちょっと暗い切通しなどでもよく見かける。広町緑地でもよく見かけるが、食草はクズやフジなどマメ科だ。広町にはクズやフジがいくらでも生えているので、お気に入りの場所になるだろう。
ウラギンシジミは成虫越冬の蝶だ。この冬は越冬する蝶を探してみたい。

ウラギンシジミの雌雄

▲♂／朝夷奈切通／2009.6.7 ▲♂／広町緑地／2009.9.27 ♂／横浜市青葉区／2009.10.1 ▲雌雄不明／茅ヶ崎市／2008.10.21 ▲♀／市内山ノ内／2009.10.10 ▲♀／クズに産卵に来た？／広町緑地／2009.9.18