2009.09.15
いたち川河畔
冬は野鳥観察によいいたち川、久しぶりに行ってみると河畔は草茫々、草丈数メートルもありそうなオオブタクサやイタドリ、蔓性のアレチウリ、カナムグラなどに占拠されていた。
冬に来た時も草丈4mぐらいありそうなオオブタクサに驚いたことを思い出した。オオブタクサは河岸工事の後に必ず入り込むというが、よほど環境が合っているのだろう。どんどん増えていきそうな勢いだ。元々あったアシなどが減っていくのだろうか?
アレチウリの密生もすごい。下流から中流域にかけて広がっている上に、オオブタクサを這い上っている姿もあちこちで見られた。虫にも好かれているようで、ハチや蝶が吸蜜に訪れていた。河岸を被ってしまう雑草だが、花は結構きれい。雄花・雌花を探して撮っておいた。
いたち川流域は人家が接近している。民家の庭に咲く花へ、川原に野生化した園芸種の花へと忙しく飛び回る蝶たちの姿が印象に残った。
いたち川散策路を歩く/2009.9.14/横浜市栄区
▲オオブタクサ(別名クワモドキ)
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▲同上/長く伸びているのは雄花穂、雌花は雄花穂のつけ根に咲く
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▲同上/花が咲き終り、雄花穂のつけ根に果実ができつつある
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▲同上/川原に蔓延る。草丈4〜5mありそう・・
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▲川原を被うアレチウリ
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▲アレチウリの雄花。中央に突き出ているのは雄しべが合着したもの
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▲同上/球状に咲く雌花。雌しべの先が三裂している
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▲同上/空中で隣のオオブタクサに乗り移る
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▲川縁にキクイモが野生化
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▲オオケタデにヤマトシジミ
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▲川原のキタテハ、クズの葉でひと休み
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▲川原のキバナコスモスにウラナミシジミ。この秋もウラナミシジミは多そうだ
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