新緑の中央公園を歩く。緑の中にヤブデマリ、カマツカ、マルバウツギなど白い花が咲き始めた。眩しい初夏の季節に移っていく。
畑の近くに一頭の白い蝶が飛んでいた。翅を小刻みにバタつかせながら飛ぶその様は、先日の観察会で覚えたツマキチョウの飛び方に違いない。後を追跡して行くと草むらに止まった。遠くからだったが一枚撮って液晶で確認すると、翅先の黄色い部分が見えた！　やっぱりツマキチョウ、それも♂だった。
その後しばらく“追っかけ”をしたが、あちこちに止まって翅を広げたり閉じたり、ゆっくり遊んでくれた。
昨年の記録を見ると、4月22日に同じ場所で♂を撮っている。昨年はこのショット一枚だった。そろそろツマキチョウの季節も終る頃と思うが、今年は初めて♂も♀もゆっくり観察することができた。

ツマキチョウ♂＠鎌倉中央公園／2009.4.26

▲ツマキチョウは明るい草地が好き ▲翅を開いたり閉じたりと大サービス ▲迷彩色の裏翅 ▲こんな恰好になるのは強い風を避けるため？ ▲長い時間モデルになってくれてありがとう！ ▲草地にはベニシジミも ▲ジャコウアゲハ、今、黒いアゲハの中ではいちばんよく見かける