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2008.10.12
中央公園・秋の湿地

この時期、鎌倉中央公園の湿地はミゾソバ・オオミゾソバ・ツリフネソウに埋めつくされる。毎年お馴染みの風景なのだが、やはり一度は撮っておかなくては・・。
それにしてもツリフネソウの群生はすごい。しかも年々拡大しているように見える。今日は至るところで蜜を集めるホシホウジャクを見かけた。ツリフネソウは花の奥深くに蜜があるので、長い口吻を持つホウジャクも花にもぐり込みながら蜜を集めていた。

オオミゾソバもミゾソバもピークは過ぎたのかも知れないが、まだまだ咲いている。しかし花序をよく見ると、蕾のように見えるものの何割かはすでに咲いた後だ。一つ一つの花は咲いた後どのようなタイミングで閉じるのだろうか? 受粉できたら閉じるのか? どの花序を見ても開いている花は多くない。
蕾か花後の見分けは分かりにくいのだが、先端が濃いピンクのものは花後のようにも見える。中に果実ができてくると閉じた花全体が緑がかって見える。

湿地は花盛り/2008.10.12/鎌倉中央公園
▲ツリフネソウが好きなホシホウジャク


▲もぐり込んで渦巻きの蜜を吸う

▲可愛らしいミゾソバの花

▲ミゾソバの花後。全体に緑がかっているのは中に若い果実ができているから

▲蕾なのか花後なのか見分けるのは難しいが、先端の紅色が濃いものは花後? 枯れてる花は受粉できなかった花なのか・・?(と推測してみる)

▲オオミゾソバの花

▲同上。こちらも蕾と花後の区別が難しい。


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