2007.05.31
三倉の朝
朝6時、もう霧は晴れていた。
山荘前の茶畑。その向こうに立つ存在感ある木は何だろう?
宿の人の話では、「この辺りではタマノキと呼ばれてます」とのこと。
ん? タマノキ? タマノキ? 何だろう・・?
近くに行ってみたら、タブノキだった! かなりの大木だ。
帰ってからネットで調べてみると、確かにタブノキのことをタマノキと呼ぶ地域があるらしい。
次は散歩の途中に見かけたハナイカダ。もう花は終っていたが、こんな実をつけた葉っぱがあちこちで見られた。もちろん、雄株の葉には実はついてない。でも何だか鎌倉で見るハナイカダとはちょっと違う。どの葉も明らかに小さく、色合いや葉脈の感じも微妙に違っていた。
後で図鑑で調べるとコバノハナイカダというのがある。これに違いない!
▲実が二つも三つもついている葉がある
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ノイバラが咲いていた。ノイバラは地域性があるので、もしやこの地域特有の種類かも?と期待したが、どうやら関東で見慣れているオオフジイバラのようだ。
その他、普段見慣れないもの、ちょっと目についたもの。
▲咲き残ったツツジの花。この地域に多いモチツツジのようだ
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▲この葉は間違いなくダンコウバイ
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▲ウリカエデのような気がするが・・
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▲あちこちでユリの蕾に出会う。遠くに一株だけ咲いていた。関東にはないササユリかな?
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朝食前の散歩は、あっという間に時間が過ぎていった。
(写真はいずれも、2007.5.29/静岡県周智郡森町三倉にて)
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