GWも終りに近づいた。明日は雨予報、今日が最後のフィールド歩きになる。初夏の陽気の中、友人と広町の谷戸を歩くことにした。2週間ぶりの広町はミズキやマルバウツギの白い花が目立ち、キリの谷では四本のキリが見頃を迎えていた。

今日は久しぶりに尾根道を一周りすることにしたが、最初にちょっと道を間違えたために、図らずも新しい道を開拓することになった。広町にはこれまでに20回ぐらいは来ていると思うが、案内してくれる人がいないと、尾根道で大体一回は道を間違える。深刻な迷子になったことはないが、最初の頃は本当に迷路だった。
そんな広町も、最近は全体のマップが頭の中に入ってきたので、道を間違えても、ああ、こっちの道に入ってきたんだな…ぐらいは、すぐ分かるようになってきた。今はもちろんいつも地図を携帯しているが、数年前までは地図もなく、所々にある案内版の地図（あまり正確ではない）をデジカメで撮影・印刷して持って歩いていた。

この日は谷戸という谷戸にミズキの白い花が咲き、こんなにもミズキが多かったのか！と改めて驚いた。ミズキの花は確か昨年はあまりよくなかったので、今年は特によく咲いたのかも知れない。「キブシの咲く早春の谷戸」から1ヵ月余りを経て「ミズキの咲く初夏の谷戸」へ。どちらもいつまでも残したい季節感ある風景だ。

どこを向いてもミズキが見える
2007.5.5／広町緑地

▲谷戸では子どもの日のイベントが開かれていた