2007.03.10
広町の早春
2週間ぶりの広町緑地、その2週間前にも来ているから1ヵ月でどれくらいフィールドが変わるものかよく分かる。年間を通して週1回同じフィールドへ通うのが理想だが、2週間に1回でも年間を通して通えば相当色々なことが分かると思う。広町は早春の頃がいちばん好きだが、今年は他のシーズンにも数多く来たいと思っている。
この日はウグイスを初め鳥の啼き声が一段と高くなっていたが、なかなか姿は捕らえられなかった。一方、日だまりには越冬していた蝶たちがひらひらと飛び、枯れ草の上で日向ぼっこする姿が見られた。蝶にとってはまだまだ寒いのではないだろうか。
野の花は、オオイヌノフグリ、ヤマネコノメソウに加えて、タネツケバナ、タガラシ、カントウタンポポ、ヒメオドリコソウ、タチツボスミレ、フラサバソウなど賑やかになってきた。
コナラ、ミズキ、ヤマグワなど、木々の芽吹きも始まった。春の訪れを告げるキブシは3〜4分咲き、アオキの一番花も見つけた。次回は何が咲いているだろうか? 谷戸の春を思う存分楽しもう。
▲御所谷入口近くに点在するフラサバソウ
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▲タチツボスミレがそこここに
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▲田んぼの畦にタネツケバナが群生
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▲タガラシはわずか
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▲種を量産中のヤマネコノメソウ
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▲群生するヒメオドリコソウ
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▲日向ぼっこするキタテハ
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▲ルリタテハもまだ寒そう・・
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▲ヤマグワは湿地の中にも多い/芽吹きが始まっている
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▲あら? わたしが一番?/アオキの雄花
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▲林縁のアケビが小さな蕾をつけていた
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▲日差しも春めき、水ぬるむ春を実感した
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