2006.11.30
気になるもの・その後
気になるものを見つけた時は、必ず“その後”を確認しに行きたくなる。植物が育っていく様子を見るのはとても楽しいし、なくなってしまえばがっかりする。昆虫にしても植物にしても生き物であるからどんな天敵に襲われるやも知れない。珍しい野草は人間という“天敵”もいる。
長く散策を続けていると、あっちにもこっちにも“気になるもの”が増えて忙しくなるが、これも散策の楽しみだ。
今日は2週間ほど前に見たハラビロカマキリの卵嚢と、思いがけないところで見たリンドウのその後。
産卵直後の卵嚢はきれいな水色をしていて驚いたが、2週間後には茶色になってそれらしくなっていた。枯れ枝の中に溶け込んでいたので、これなら目立たない。春まで無事に過ごせるだろうか・・?
一方、「え? こんなところにあったの?」と驚いたリンドウ。か細い茎の先に優しい花が2輪ついていた。
2週間後、「もう枯れているだろうけど、株は無事かな・・?」と思いつつ見に行くと、何とまだ写真↓の姿だった。草の陰になって人の目にはつきにくくなっていた。無事に冬を越して来年また出てきてほしいものだ。
ハラビロカマキリの卵嚢
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▲2週間前・産卵中
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リンドウ
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▲2週間前
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