2006.11.16
ハラビロカマキリの産卵
冬になるとカマキリの卵嚢(正確には「卵鞘」?)をあちこちで見る。カマキリの種類によってその形や大きさが違い、見る人が見れば、カマキリの種類を言い当てることもできるそうだ。
小春日和の中央公園を歩く。この秋は早くから昆虫が少なくなってしまった中央公園だが、今日はまだ傷んでないベニシジミ、ヤマトシジミ、お疲れさまのイチモンジセセリ、杭の上で日向ぼっこするアキアカネなど、11月のこの時期らしい風景も見られた。
木の実や草の実を探して歩いていると、ウツギの木に青白い泡のような塊がついているのが目に入ってきた。「ん? これは何?」 最初は見えてなかったのだが、よく見ると何とハラビロカマキリが産卵していたのだ。よく見るカマキリの卵は白か淡い茶色になったものが多いが、産み立てはこんな水色をしているのかと初めて知った。
まだ産卵途中、あまりお邪魔してもなんなので(^^;)、写真を撮ってその場を去った。1時間後、帰りがけにもう一度行ってみると、2〜3割卵が増えたように見えた。全部産むのに4〜5時間かかるということだろうか・・。大変なエネルギーを要するのだろうな。あともう少し、頑張れ!
▲産卵中のハラビロカマキリ/2006.11.16/鎌倉中央公園
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▲産み立てはこんな水色!
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カマキリの種類はいくつかあってなかなか見分けがつかないのだが、ハラビロカマキリは特徴がある。今年はよくハラビロカマキリの幼虫を撮っていたので、ここに登場させておこう。「カマキリが可愛い」などと言うと「どこが〜!?」と言う方もおられるが、少なくとも幼虫は可愛いと思うけど・・。(^^;)
▲2006.9.15/鎌倉中央公園
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▲イナバウワーも得意だよ!/2006.7.31/市内・本覚寺
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▲2006.7.17/鎌倉中央公園
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