1週間ぶりに中央公園に行く。中央公園のツリフネソウは年々広がり続けているが、今年の群生は特にすごかったように思う。しかし、もうそろそろ終りかな・・と思いながら管理事務所近くの湿地を見ると、ここはまだまだ盛りだ。場所によって少しずつ時期がずれているようだ。

木道から眺めていると、ホシホウジャクが花から花へと忙しなく飛んでいるのが見えた。ハチのように見えるが、これはスズメガの仲間だそうだ。長い口吻を出してホバリングしながら花の蜜を吸う。ツリフネソウは後方の渦巻きの中に蜜があるが、長い口吻があるので花にもぐり込まなくても届くのだろう。ツリフネソウにしてみれば、花粉を運んでくれないからあまり嬉しくない客だろうか・・？
それにしても一つの花に長居をしてくれない。次から次へと忙しなく花を変え、ホシホウジャクのペースについていくのは一苦労だった。
こんなにたくさんのツリフネソウを独り占めできて、幸せなホシホウジャクだ！

ツリフネソウを渡り歩くホシホウジャク／2006.10.21／鎌倉中央公園