2006.09.30
ヒガンバナ
ヒガンバナが毎年必ずお彼岸の頃に咲くのは、気温よりも日照時間に反応するからだそうだ。ヒガンバナは古く中国から伝来した植物とされているが、この花は種子をつけることがないので、中国から入ってきたわずかな(?)球根から日本全土に広まったということになる。春に咲くシャガもそうだか何百年かの歳月を感じる。
ヒガンバナの群生は、元々は人の手で植えられた球根が分球していったものと思うが、時には意外なところに咲いていることもある。動物が球根を運んだ? 雨で流された? 土砂崩れ? などなど想像するが・・。
今年はヒガンバナを撮る機会がなかったが、昨日行った寺家にまだ咲いていたので撮ってみた。ヒガンバナはお寺やお墓にもよく植えられているが、田んぼの畦に並んでいる光景に惹かれる。鎌倉周辺ではなかなか見られなくなった風景だ。
ヒガンバナの咲く頃/2006.9.29/寺家ふるさと村
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↓は大船フラワーセンターのヒガンバナに止まったクロアゲハ。フラワーセンターには赤の他に白いヒガンバナも植栽されているが、クロアゲハは赤い花が好きなようだ。
2006.9.24/大船フラワーセンター
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