梅雨が明けたらどんな暑さになるのか恐れていたが、今日は湿度が低く爽やかな一日だった。所用で鎌倉駅近くに出かけので、帰りに久しぶりにお寺に寄ってみることにした。考えてみれば、以前（このHPを始めた頃）はよく鎌倉のお寺を廻って花の写真を撮っていたものだ。最近は里山が面白くなり、庭の花を撮ることが減っている。

この夏は早くからノウゼンカズラが咲いていたが、ほとんど撮らずに来てしまった。鎌倉駅から近い妙本寺のノウゼンカズラは見事だが、まだ咲いているだろうか・・？　ちょっと遅いかも知れないと思ったが、おんめさま（大巧寺）の小道を通り抜け妙本寺まで足を伸ばしてみた。
山門を入ると左右にノウゼンカズラの棚がある。左側の棚の方はもう終っていたが、右側の方はまだ咲いていた。先客が一人、カメラアングルを探していた。

ノウゼンカズラ／2006.7.31／妙本寺

黒っぽいアゲハが盛んに吸蜜に訪れていた。

▲モンキアゲハ

▲これはナガサキアゲハかな？

こんなところに来ても蝶が気になるとは、昔はなかったことだと苦笑してしまう。
帰りがけに本覚寺に立ち寄ると、ニワナナカマドがまだ二房ほど咲き残っていた。清楚な白で好き花だ。以前はよくここや光則寺で撮っていたことを思い出し、久しぶりにカメラを向けた。

ニワナナカマド／2006.7.31／本覚寺

もう一枚アップで撮ろうと近づいてみてびっくり！　何と可愛いカマキリの子がイナバウワーしていたのだ。(^^;)
花を撮ってるのに、なぜか虫に目が行ってしまう今日この頃ではある。