2006.07.06
トリノフンダマシ
最近鎌倉中央公園や舞岡公園を歩いていると、「何を撮ってるんですか?」とよく聞かれる。確かに「花」とは言いにくいほど植物の被写体は少ない季節だ。たいてい「花も虫も、何でもです ^^;」と答えているが、日に日に虫が多くなってきた。
今日の中央公園はネムノキがきれいだった。紅色の濃い花も多く、「中央公園にこんなにたくさんのネムノキがあったのか!」と改めて思った。また管理棟近くの湿地にはハンゲショウが密生しているが、白さも今がピークのようだった。
とはいえ、被写体の中心は完全に虫に移りつつある。蝶に加えて、トンボ、小さなカメムシや甲虫類、バッタの仲間など、当分の間、“虫目”で歩くことになりそうだ。
今日はトリノフンダマシの仲間を三種。
「トリノフンダマシ」とは奇妙な名前だが、コガネグモの一種で鳥の糞のように見えるということでこの名があるのだろう。クモは決して好きではないが、この仲間は何だかとても笑えるので前から探していた。夜は網を張るようだが、昼間はススキの葉裏などでじっとしている。「シロオビトリノフンダマシ」と「トリノフンダマシ」は前に撮っていたが、今日は「オオトリノフンダマシ」を見つけたので、三種を並べてみよう。
▲この“目”は威嚇になりそう!/オオトリノフンダマシ/2006.7.6/鎌倉中央公園
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▲女の子顔に見える/トリノフンダマシ/2005.10.7/鎌倉中央公園
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▲こちらは男の子顔?/シロオビトリノフンダマシ/2004.9.20/町田市・野津田公園
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この子たちが、クモとはね。
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