2006.05.30
カワトンボ
この時期、中央公園や広町緑地の水辺にカワトンボが見られる。4月の終リ頃から7月ぐらいまでいるようだ。水のきれいなところが好きなトンボだ。
カワトンボは変異が多くてちょっとややこしい。
このトンボ、以前はヒガシカワトンボと呼ばれていたもののようだが、今はオオカワトンボに分類されるという。
鎌倉で見るオオカワトンボにも三種類ある。翅が無色のもの、翅の三分の二ほどが濃い橙色のもの、翅全体が淡い橙色のものだ。無色のもの、全体が淡い橙色のものは、翅の先についている紋の色によって雌雄が分かる。白いのが雌で、濃い色(赤や黒に見える)のが雄だ。翅の三分の二ほどが濃い橙色のものは雄だけのようだ。
翅の色だけでなく、体の色も青っぽいものから金色のものまで色々あるような気がするが、個体差なのか、幼体か成熟した体の違いなのか、よく分からない。
カワトンボは水の近くで見るせいか、涼しげで好きなトンボでもある。イトトンボもそうだが、眼と眼が離れているのが可愛く感じる。
▲翅の三分の二が濃い橙色タイプ・雄/2004.5.24/鎌倉中央公園
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▲同上/2006.5.5/広町緑地
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▲翅が無色タイプ・雄/2005.7.2/鎌倉中央公園
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▲翅が無色タイプ・雄/2004.5.24/鎌倉中央公園
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▲翅が無色タイプ・雌/2006.5.24/鎌倉中央公園
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▲体がきれいな青色/翅が無色タイプ・雌/2005.5.12/鎌倉中央公園
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