2006.05.25
ウワバミソウ
ウワバミソウというイラクサ科の草がある。ウワバミのいそうな所に生えるからその名がついたというが、近くでも時々見かける。
先日行った荒井沢市民の森では湿地の壁面などに密生していた。花は雌雄異種だが、地味な花で何度見てもどこがどうなっているのか・・? 葉の形がちょっと変わっていて、主脈に対して左右対称でなく歪んでいる。
秋になると葉の付け根にムカゴができる。昨年秋荒井沢に行った時に見ているが、最初はてっきり虫こぶかと思った。草が枯れて倒れるとこのムカゴから新しい苗ができるのだそうだ。
花は地味だけど、特徴のある草だ。鎌倉では瑞泉寺の石段登り口や、浄智寺の駐車場付近で見たことがある。いずれも湿っぽいところだ。
茎はやわらかく、食用になる。ミズとかミズナとも呼ばれている。
▲湿地の壁面に密生してる/2006.5.21/横浜市・荒井沢市民の森
|
▲葉は歪んでいる/花序に柄があるのは雄花/ 2006.5.21/横浜市・荒井沢市民の森
|
▲雄花?のアップ/2005.6.5/瑞泉寺
|
▲秋になると葉の節にムカゴができる/2005.10.21/横浜市・荒井沢市民の森
|
|