広町に大きなキリの木がある。通称“稚児桜”と呼ばれる桜の古木とともに広町のぬし的存在の木だ。谷にあるので近くまで寄れず、この木が見られるスポットは一箇所しかない。
サクラ同様、なかなかこのキリの花期に会えなかったが、先週“桐を見る散策会”に参加してきた。花はまだ少し早い感じであったが、なかなかの眺めで、満開になったらさぞかし・・と思わせた。
今日ぐらいが満開だったかも知れない。実は今日は別の散策会があるので帰りに広町に寄ってみようかと思っていたのだが、雨で散策会が中止になってしまったため、結局広町にも行けなかった。満開は来年のお楽しみになりそうだ。

キリは中国産の木だが、日本でもかなり古い時代から植えられていたようだ。今では、ずい分あちこちで野生化しているように思う。鎌倉でもよく見かけるし、ドライブしてると川沿いなどにたくさん生えている。先日も長野から白馬に行くバスから、オニグルミやハンノキなどとともにキリの木がたくさん生えているのを見かけた。もちろん、まだ花は咲いていなかったが。成長の早い木でもある。

▲三本のうち、この木がいちばん大きい／2006.5.5／広町緑地

▲まだ3分咲きかな？／2006.5.5／広町緑地

▲見晴らしがよい／2006.5.5／広町緑地

▲2006.5.10／市内植木

▲2003.5.3／山梨県・街道沿いの川原