2006.03.06
ウグイスカグラ
早春の里山を歩くとそこここに見られる。
うっかり通り過ぎてしまうほど小さな花。
のぞき込んで初めて気がつくと嬉しいものだ。
「あ、いたんだね!」って、声をかけたくなる。(^^)
▲2006.2.22/鎌倉中央公園
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▲2006.3.4/舞岡公園
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▲2006.3.4/舞岡公園
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4月から5月にできる光沢のある赤い実もなかなかいいのだが、鳥の好物なのかすぐになくなってしまう。
ところで、ウグイスカグラの葉にはちょっと変わった特徴がある。勢いよく伸びる徒長枝につく葉は、↓のように葉柄の付け根の部分が広がって対の葉柄同士がくっつき、襟巻き状になる。この襟巻きはよく冬にも残っていて、新しい冬芽のお皿のようになっている。
こういう襟巻きができるのは徒長枝や幼木だ。何のための襟巻きなのかよく分からないが、他にこういう木があるだろうか? ウグイスカグラを見分けるには役に立っている。
▲襟巻き状の葉柄
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