晩秋、近くの山が秋色に染まっていく。黄葉・紅葉のまだら模様が美しい。自然ならではのグラデーション。いったいどんな木々たちがこの“秋色”を奏でているのだろうか? 近くの里山を歩いてみよう。
この辺り(玉縄地区)は黄葉する木が多く紅葉するものは少ないが、紅葉がいちばん目立つのはハゼだろうか。どこに行ってもハゼの赤はよく目立つ。その他にはサクラもかなり赤く色づく。イロハモミジを初めとするカエデ、ニシキギ、ツタなどが紅葉するのは言うまでもないが、これらは山よりもお寺や公園、民家の庭などで見ることの方が多い。「山でモミジの紅葉を…」というなら、やはり獅子舞に行ってみよう。(昨年の獅子舞。) 里山の黄葉としては、アカメガシワ、クワ、イヌビワ、ケヤキ、イチョウ、クヌギなどがかなり主要な位置を占めている。自宅付近の山道では、エノキ、ムクノキ、ムラサキシキブ、ハギ、ハリギリ、カラスザンショウ(?)も黄葉していた。フジ、ヤマノイモ、オニドコロ、カラスウリ、クズなど蔓性植物の黄葉も見逃せない。木も草も一緒になって“秋色”を創り上げている。葉っぱ達の“競演”に暫しひたろう。 |
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