寒暖の差が激しい3月下旬だった。蛾の多少は気温と密接な関係があるようだ。寒い日が続くとほとんど来ず、暖かくなって1〜2日経つと新顔が現れる。春先によく見たシロテンエダシャクやキリガの仲間はほとんどいなくなった。寒い春先に多かった長滞在の蛾も少なくなった。蛾の世界も「早春の蛾」から「春の蛾」へとシフトしているように見える。 今季初登場は15種、そのうち「マンションの訪問客」初登場は2種だった。3月通算では、「マンションの訪問客」初登場が9種、逆に昨年3月に掲載したもので今年来なかったものはなかった。
以下の13種は今季初登場。
以下は今季何回目かの登場。