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野山を歩くと蔓性植物のたくましさには恐れ入るばかりですが、中でもクズは葉も花も大きく、夏から秋にかけて野山を被ってしまう“困り者”。 そんなクズですが葉痕はとてもユニーク、目や鼻の他に眉毛まであるんですよ。(^^;) 冬芽・葉痕観察にはなくてはならない存在です。 ところで、クズはマメ科草本に分類されることが多いようですが、地上に冬芽をつけ春になるとそこから芽吹きます。「地上に冬芽をつける植物は木本」という定義によれば、クズは立派な木本ということになります。 春になると、ゾウムシをはじめ楽しいお客さまが次々と訪れ、クズ君はフィールドの人気者です。 |
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