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キブシ
木五倍子

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■キブシは普段は目立たない木ですが、春になると淡い黄緑の花をつけ、その独特な花序は、遠くからでもすぐそれと分かります。湿った所を好むようですが、鎌倉では寺社の裏山や町中の山など、あちこちに自生しています。
関連ページ: 鎌倉のキブシ

龍宝寺
▲2002.3.12 ▲2000.3.30
▲2002.3.12 ▲2002.3.12
▲龍宝寺の裏山にある一本のキブシは、毎年たくさんの花序を出し春の到来を告げています。これは雄株です。

東慶寺
▲2001.3.24 ▲2001.3.24
▲東慶寺の裏山にも何本かのキブシがあります。これも雄株ですが、細く長く垂れ下がるのはハチジョウキブシでしょうか?

広町緑地
▲2001.3.27 ▲2001.3.27
▲広町緑地にはたくさんのキブシが自生しています。山の中よりも平地との境に多く見られ、キブシの下を通りながらハイキングができます。

雄花と雌花
▲雄花 ▲雌花
▲雄花 ▲雌花
▲キブシは雌雄別株です。雄花は雌しべより雄しべが長く、雌花は雌しべがつき出し、雄しべは退化して短かくなっています。雄株に比べて雌株は少ないようです。


▲2001.4.9
七曲(玉縄城址)
▲2000.4.12
妙本寺
▲花が咲いてしばらくすると葉が目立ってきます。妙本寺参道脇の林にあるこの木は雌株です。


果実
▲2002.4.14
舞岡公園(横浜市)
▲2007.10.13
鎌倉中央公園
▲秋になっても果実は赤くなるわけでも黒くなるわけでもなく、緑のまま。熟すと若干黄色っぽくなる程度です。


[キブシ科・キブシ属]

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